セルフディレクション
他にも例えばロケーションオーナーが他人に貸すだけでなくセルフディレクションしてコンテンツ化ってのもある。いわばセルフディレクション時代の到来。 #セルフディレクション https://t.co/JyPXVPsSys
— 内田浩太郎/PIXTA_CCO (@kotaroUCHIDA) April 22, 2020
コロナ禍の中、撮影手法についてもどんどん新しい(?)動きが出てきている。
目立ったところではいわゆる"蜜"を回避する「遠隔撮影」あたりが気になっている。ざっとあげてみる。
New York ベースのフォトグラファーKaren Kristianの"covid19-window-series" 窓の外から撮影したポートレート. 彼女のプロフィール読むと日本で育ったと書いてある。親近感湧くな。https://t.co/N8PjOiBCUF
— 内田浩太郎/PIXTA_CCO (@kotaroUCHIDA) April 22, 2020
「自撮り」を繋げたポカリ新CMの舞台裏。コロナで変わった撮影の形とは
まぁ面白いといえば面白い。
だけどこの遠隔的撮影の動きを異なる視点で眺めてみると、そこにはある変化が見えてくる。
従来通りアートディレクター的な人々の「遠隔ディレクション」というアプローチもあるだろうけれど、もしモデル自身がセルフディレクション(演出)+あわよくば撮影する能力を身につけていくとすると、仕事の流れも逆流とまではいわないまでも蛇行し始めるくらいの動きは出てきそうだ。
従来、モデルは容姿的、動作的な要素で求められていると思われるが「ディレクション力+α」というスキルを身につけアピールしていくことで既存の勢力地図及びバリューにも変化が現れるかもしれない。
少なくとも僕がクライアントだったら面白いなと思うんだけとな。
また、ヘア、メイクアップ、スタイリスト、はたまたロケーションオーナーといった立場の方々にも同様にそれぞれのプラスαの可能性があれこれ想像できる。
そして、我々ストックイメージ的領域にも十分当てはまる話ではある。
ピンチはチャンス(かも!)、とはよく言ったものだ。