共通項の発見
共通の本性を発見するためには、まず差異を観察する必要がある
とルソーが言った、とレヴィ・ストロースの「構造人類学」に書かれていた。原典が不明なので探して読んでみたい。
これまで、むしろ共通なものは何かと一生懸命考えてきた気がするので、目が開かされた思いがした。
ストックフォト的イメージの類はある種まさに共通項=ニーズで成り立っているようなもの。だから多くはあるジャンルにおける「売れ線」を一生懸命探すことになる。これは結果として同質を産む。
が、ちょっと立ち止まってみよう。
むしろ「差異」を探りイメージ化していくことで、結果として共通項=ニーズのステージアップが実現できるのではないか?
あえて言うならば、大きく違いすぎない「ちょっとした差異」の連続体だ。ずらし方の妙が勝負の分かれ道となる。
実地で試して理論に落とし込みたい意欲が強すぎる。