ある日曜日
午前中、約10km走った。2日ぶり。
爽快だった、と言いたいところだけどちょっと疲れた。終日だるだる。少々ペースダウンしよう。
多少の抑揚あれどもほぼほぼ淡々と「Stay at home(≒引きこもり)」の話。大正8年の作品だけどもそういう意味でタイムリーといえばタイムリー。
ともかく家の内外に在る「自然、あるいは心象風景」の多彩な捕まえ方に刺激を受けた。引きこもっているからこその身近な物事そして内面への敏感さの際立ち、とでも言おうか。
日々を単調にしてしまうかどうかは観察者的過ごし方ができるかどうかかなと思った。たとえどんなに忙しくしていても、観察者的視点を獲得できないでいる日々というのは、それは単に慌ただしく過ぎ去ってしまっているだけのような気もする。
そして観察には記述が伴うとさらに充実するだろう。
このブログもそんなところに向かっていけると良いのだけども、まだまだ自信持てない。
そういえばこちらの本、物語自体は結末に向かって観察者的視点から徐々に内面の奥深くに沈みこんでいくという展開。
「おお、薔薇、汝病めり!」
と。汝とは薔薇なのか、それとも....