多分、日本人で写真をやる人は谷崎潤一郎の随筆「陰翳礼讃」を一読してみてはいかがかと思う。
光と影の捉え方について、日本人であることを圧倒的な強みにできる可能性のある視点が満載だ。
久しぶりに再読する機会を得たことがありがたい。
特に丸谷才一が文章読本で引用した箇所が素晴らしい。ちょっと書き写してみようかなと思うのだけれども、それだけでも価値のあることだなと思うのだけれども、今宵はすでに一献やってしまい、ちょっと無理。
またの機会に譲るという非常に重要な決断をしたところでキーボードを置くことにします。
お休みなさいませ。