Welcome to the desert of the real.

visible, audible, tangible and simulacre....

タイムマシン経営など

今日のトピック

  • ベンチャーの乱立戦国真っ只中の中国サービスをウォチする事からのタイムマシン経営とか。コンテンツ分野にも応用できるかな。
  •  四万十川の名前が平成に入ってから変更されたとか始めて知った。20数年足らずで本来の名前だったと思えるほどに日本中に浸透ていてすごい。また、200種以上の魚が住み着いていて、汽水域の広さが環境にあった水質を作り、なだらかな傾斜によって海からの多くの魚が海から登って来やすく、結果定着するのだと。
  • 現実を直視してありとあらゆるファクトベースに改善していく人と、未来のありたい世界に目線を向けて行く人ととは二項対立的関係ではなくて、そんな双方が協業していく形がもっともっと重要になるしそんな形態を夢想していた。もっと深めたい深めるべき。
  • 鬼滅の刃を娘と見る。彼女は怖がりなので父としか見ない。いつまで続くかなぁ。

読書中

ボードリヤールという生き方

「リベラルなデモクラシーの観念はそれ以上改良される余地がないからだ(P180)」

というのであるけど、事はそう単純ではなさそうだ。いつか読んでみなければ。

ごく単純化すれば、20世紀後半の世界には、もはや「金持ちアメリカ人」と「金持ちのアメリカ人になりたがっている貧しい人々」の二種類の人間しかいなくなったということであり、コジェーヴは、世界のこの潜在的な「アメリカ化」のうちに「歴史の終わり」をするどく見抜いていたのだった(P180)

どちらかというとこちらに共感する。だけど、そんな形で歴史を終わらせたくはないが、彼はさらにこういう。

「歴史の終わりを乗り越える」には「普遍化=グローバル化」とは反対の方向から世界の外に出る可能性をどこかに見つけなければならない。(P185)

まさにこれ。話の規模をビジネスに当てはめると、世界のビジネス環境はまさに欧米主導の市場構造=グローバル化となっている。僕も海外、特にアジア方面で直面している現実でもある。

競って学ぶのは誰しもが欧米発のノウハウ。それらをうまくやればやるほどコジェーヴのいう欧米化の進行に手を貸していることになるのだから一生勝てない。こういう世界の外で戦わなくては!

  • 他者性/トランス/ポジティブな価値だけを受容するシステムの危険性=免疫力の低下/バーチャルな戦争/などなどのワード多数で消化不良気味

ストックフォト徒然

自分自身ともかくほぼ毎日写真を撮っている。記号論的考え方と実際のイメージの融合を念頭に入れているつもり。そしてほとんど一切の演出が不可能なストリートが中心だ。現実に転がっている記号、それも複数の記号が重なる情景に目を向けるよう心がけている。まぁ視点獲得の一つの訓練のつもり。Instagramにあげてます。